
Medi.NET
手術室や病院内の中央ワークステーションをオープンに統合する医療装置プラットフォーム
Medi.NETプロジェクトは2024年3月に発足し、手術室における医療装置のメーカーの枠を超えた統合のためのワークステーションと追加サービスの開発を目的としています。基礎となるのは、オープンな通信規格であるSDCです。この研究プロジェクトでは、シュトイテMeditecが相互運用可能な医療装置によって、この規格を実現しています。
Medi.NETはシュトイテをはじめ、研究機関、臨床ユーザーなど多数のテクノロジー企業からなります。その目標は、統一されたユーザーインターフェース、ドキュメンテーションの自動化、プロセスの最適化によって医療の質を向上させることです。医療技術の研究を進める一方で、知識と雇用を促進するために、アーヘン地域に技術センターの設立が計画されています。
備考
- プロジェクト発足 2024年3月
- プロジェクト期間 2027年2月までの3年間
- 12のアクティブパートナー

Medi.NETプロジェクトにおいて、シュトイテはSDC(Service-oriented Device Connectivity)とTSN(Time-Sensitive Networking)の連携による、クリティカルなリアルタイム・アプリケーションの実現に注力しています。
これにより、単一のフットスイッチを使用して手術室の装置を正確に制御することが可能になります。そのためには、装置とネットワークの動的な設定が必要です。さらにシュトイテは多機能フットスイッチや多機能リモートコントロールなどのスマート制御機器を開発しており、手術室でのすべての装置の安全な制御を実現しています。
この研究プロジェクトについての情報は以下のウェブサイトもご参照ください。Medi.NET

プロジェクトパートナー
- BEGER DESIGN
- BG Hospitals
- Docs in Clouds TeleCare GmbH
- ERNW Research
- IT4process GmbH
- nextOR
- RIWOlink
- RWTHアーヘン大学応用医工学部
- steute Technologies GmbH & Co. KG
- SurgiTAIX AG (プロジェクト運営)
- エッセン大学病院
RWTHアーヘン大学病院